小学生の視力~30年前と今の小学生の視力を比べてみた~

今の小学生の視力は、みなさんどのくらいあると思いますか?

子供だから大半の子が1.0以上で、一部の子だけが目が悪い。
・・・これはだいぶ昔の小学生の視力状況です。

今日は現在の小学生の視力について、お話しします。

統計上の小学生の視力

平成29 年度学校保健統計(学校保健統計調査報告書)によると、

裸眼視力が1.0未満の小学生は
32.46%
となっています。

つまり、小学生の3人に1人は1.0未満ということになります。
多いと思いますか?少ないと思いますか?

ちなみに平成29年度の統計で、視力1.0未満の子供の割合は
過去最低

の記録と書かれています。
どんどん小学生の視力が低下している、ということが統計上も出ているんです。

平成24年、5年前の統計では小学生で視力1.0未満の子供の割合は30.68%です。
%だけで見ると微増、くらいの感覚ですが、人数にするとかなり増えている
ことになります。

親世代が小学生の頃(30年前)の視力と比較してみる

親世代、現在アラフォー世代の方が小学生だった30年前。
学校保健統計の裸眼視力1.0未満の割合は

19.54%です。

5人に1人が1.0未満ということになります。
この統計には、管理人は納得です。
管理人が小学生の時は学年が上がるごとに、視力検査の後に配られる赤紙
(1.0未満で配られていました。眼科に行ってね、という紙です)
をもらう人数は増えましたが、低学年ではクラスで2.3人とかでした。

実際眼鏡をかけるまでは悪くはない子も多かったのが事実で、メガネの子の方が
圧倒的に珍しい、という状況だったのを覚えています。

そんな状況に比べると、やはり今の子供は視力が低下していると感じます。

参考情報:文部科学省 学校保健統計調査-平成29年度(確定値)の結果の概要

小学校の保健だよりにも健康診断の視力の結果が載っていた

子供たちが通う小学校からは、保健だよりが発行されています。
その中にはその年の年度の健康診断の結果も記載されています。

平成29年度は視力B以下(0.9以下)の子供が38%となっていました。
学校保健統計よりも悪い水準です。

また、市内の小学生で視力B以下(0.9以下)平均は35%と市内でも
子供たちが通う小学校では、視力が悪い子供が多いということが分かりました。

38%というと、5人に2人は1.0未満の視力しかないということ。
このような状況だと、学級はどのようになっているか、
詳しくお話ししたいと思います。

目が悪い子供の人数が多いクラスだと・・・

現在、管理人の娘は小学校高学年です。
クラスの人数は30人弱。
このうち、メガネをかけている子は・・・7人います。

さらに、メガネは持っていないけれど視力が悪くて、席を前にしてほしい
と希望している子供が5人はいるとのこと。

メガネを持っていても、小学生だとすぐに視力の変化が出てしまい、
メガネが合わなくなって、結局前の方にして、という場合も多いと
学校の先生から聞いています。

そうなると、どういう状況になるのか・・・?

前2列は目の悪い子供でうまってしまう
ということになります。

先生も、これだけ視力の悪い子供が多いと、席替えでいつも苦労すると
言っておられました。昨年においては、あまりに目が悪い子が多すぎて
席を後ろにしても大丈夫な方は連絡くださいと、アンケートが保護者に
配られたクラスもあり、状況は深刻です。

娘のクラスは、他の事情で前の席や席の範囲の固定を希望しているお子さんもあり、どうしても目の悪いお子さんでも3列目になってしまう場合もあるようで、
その対策として

先生が黒板には大きい字で書く

ことで、「後ろで見えない!」という状況を防いでいるとのこと。
ただ、これも小学校だから、なんとかなっているのですが、
中学校に行くとクラスの人数も増えるので、やはり度のあったメガネを
作らざるを得ない可能性が高いように思います。

子供たちが成長するとこの先視力はの平均はどう変化するのか

小学生で裸眼視力が1.0未満が32.46%なら、中学、高校と成長するにつれ
視力が悪くなる子が多くなるのは言うまでもありません。

平成29年度の中学生の裸眼視力1.0未満の割合は
56.33%です。
2人に1人は1.0未満ということになります。
ちなみに中学生も平成29年度が過去最低の記録です。

高校生の裸眼視力1.0未満の割合は
62.30%です。
5人に3人は1.0未満です。
高校生の最低記録は平成28年度で65.99%となっています。

ちなみに30年前の高校生の裸眼視力1.0未満の割合は53.42%で、
2人に1人でした。

この数値からも、視力低下が進んでることがわかる結果だと思います。

なぜ小学生の視力低下が進んでいるのか

視力が低下する原因でもお話ししましたが、
30年前と現在では明らかに違うものがあります。

・ゲーム
・スマートフォン
・パソコン

この3点の使用が30年前の小学生はあまりない状態でした。
ゲームはファミコンが流行ってはいましたが、
ゲームをしていない子も多かったです。

30年前は都会に住んでいても(管理人は小学生時代は東京・神奈川在住)
外でよく遊んでいましたし、家にこもって遊ぶというのは雨の日以外
ないくらいでした。

現在の小学生は、公園に行ってもDSやPSPで遊んでいたり、ゲームに関わる時間は
やはり多いです。でも全くゲームをさせないというのは難しいです。

パソコン等を使って勉強することもあるので、時間を制限する、
目を休憩させる時間を取るなどの対策が必要です。
便利なものなので、上手に付き合う必要があります。

まとめ

小学生の視力は、1.0未満でも普通、になりかけているように感じます。
個人的な経験から、小学生のうちからメガネをかけないで済む方が絶対にいいです。環境的な要因の対策を取ることが大切です。

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